お役立ち情報2019年04月01日

宝石事典 ~世界の美しい宝石を知ろう~ ヒスイ編

****ヒスイ****

古来よりヒスイの文化は海外でも存在し、中国では約250年前、朝鮮半島は約1400年前、中央アメリカは約3000年前、その中でも日本は約7000年前の縄文時代に始まり、遥か太古の時代より富と権力の象徴として選ばれていたヒスイです。
縄文時代の遺跡からヒスイの勾玉などが出土され歴史書の「古事記」にも糸魚川ヒスイにまつわる「ぬなかわ姫」伝説があります。

 

宝石の多くは単なる装飾品と使われていますがヒスイは祈りを捧げる儀式などに使われ、日本人は伝統的に心から愛し不思議な力を持つ石として所有されてきました。
宗教的指導者などが用い、呪術性・護符性・祭器性などを持つ貴石とされてきました。

日本国内での産地は北海道から九州まで点在していますが最大、最良の産地は新潟県の糸魚川地域といわれています、小滝川、青海川などの河原でも時々採取されるそうです。

 

***産地による違いの紹介***

一般にヒスイと総称されているものには硬玉「ジェダイト」と軟玉「ネフライト」の2種類があり、鉱物学的にも財産的にも大きな違いがあります。

●硬玉は、輝石の範ちゅうに属し細かな繊維のような結晶が複雑に入り組んでいるのが特徴でヒスイの代名詞的な独特の緑色で産出量が少なく財産的にも価値の高い色石だといえるでしょう。
(主な産地はミャンマー、ロシア、メソアメリカ、日本などとなります)

●軟玉は、角閃石に属し繊維状の結晶が絡み合うように入り込んでいて見た目は非常に似た緑色ですが、内包する鉄イオンによるもので鉄分が多いほど色は濃くなります、産出量は豊富なのですが、硬玉「ジェダイト」とは別の種類のヒスイで美しさも財産的な価値もジェダイト「本ヒスイ」には及ばないでしょう。
(主な産地は中国のウイグル自治区、ニュージーランド、アメリカなどとなります)

ヒスイは一般的にグリーンとバイオレットをイメージしますがヒスイは漢字で「翡翠」とかきます。「翡」は赤色を「翠」は緑色を指すように「緑、赤、白、黄、薄紫、黒」などの多彩なカラーバリエーションがあり、この中では美しい緑色が最も高く評価され次いでラベンダー色となり他の色は高い評価を受ける逸品が産出されないのです。


*硬度→ モース 6.5~7
*透明度→ 半透明・不透
*光沢→ ガラス光沢
*主な色→ 緑色、白色、紫色、青色、赤色、黄色、黒色
*産地→ 一級品がおもにビルマ(ミャンマー)
ミャンマーのカチン高原で採掘されたものが安定した量と高品質と評価されています。
透明度が重要なヒスイですが石の中に繊維状の結晶が入っているため、なかなか完璧な透明性を求めることはできません、透明度が高いほど評価は上がりますが美しい緑色と透明度の2つの条件をクリアした石が最高級のヒスイ(ろうかん)といいます。
ペンライトで横から光を照射すると光が石の中に浸透していき透明度の度合いがわかります、浸透していくほどランクが高く、浸透していかないものは評価が下がってしまいます。

 

****まとめ****

中国、日本など東洋の国々ではダイヤモンドにまさる信仰が寄せられ、日本では古墳時代から装飾品として愛用され、中国では徳と幸運の守護石と愛されています。

●宝石のエネルギー効力
心と魂を強める力、穏やかで頑丈な精神力を生み出す、感情の波を和らげる
恋愛運・仕事運・健康運

●宝石言葉
忍耐・調和・福徳・福財・幸運

 

****最後に****

ジェムラインジャパンでは最高級のローカンヒスイなど多数の商品を取り揃えております。是非一度オンラインショップをご覧くださいませ!