お役立ち情報2019年04月01日

宝石事典 ~世界の美しい宝石を知ろう~ トパーズ編

****トパーズ****

トパーズは古代エジプト時代から珍重された宝石です。

トパーズの名前のゆらいは、紀元前の紅海に浮かぶ島「トパジオス島」で産出された石で、島の名前の由来は周囲がよく霧が立ち込め、船乗りが簡単に近づくことが出来ないことから「幻の島」とも言われ、ギリシャ語の「探し求める」という意味の「トパジオス」がトパーズのゆらいとされています。しかし後から分かった事ですが、この島で産出された石はペリドットでトパーズではなかったそうです。

トパーズは古代エジプトでは太陽神ラーの象徴として人々に愛され、お守りの役目もしていたと伝えられています。ローマ、ギリシャでは哲学者アリストテレスをはじめ多くの男性がトパーズのリングを数多く身につけていたとされ、パワーストーンとして愛された宝石だった事がわかります。和名は「黄玉」過去には滋賀県大津市や岐阜県中津川市での産出されていたそうですが、近年は殆ど産出はされていません。

 

 

トパーズの代表的なカラーは黄色系になりますが、オレンジ、ピンク、レッド、ブルー、無色透明などと多彩です。中でもインペリアルトパーズ(皇帝)と言われるものが高く評価されています。インペリアルトパーズの中でもシェリーカラーとレモンカラーが存在します。

 

 

インペリアルトパーズの中でも黄色に少しオレンジ色したシェリーカラーが一番高く評価されます。色の濃いものと薄いものが存在しますが、基本的に色の濃いシェリーカラーを選ぶ事をお奨めします。色の薄いシェリーカラーは評価が下がってしまいます。イエロー系やピンク系のトパーズも黒ずんだりブラウンがかっていなければ基本的に色の濃いものを選ぶ事をお奨めします。

トパーズの主な産出国はブラジルです、中でもミナス・ジェライス州で世界最大級のトパーズの産出地で良質なトパーズが量産されています。他ではスリランカやナイジェリアも主な産出国です。

トパーズはフッ素とアルミニウムで構成されているケイ酸塩鉱物で、成分中のフッ素とヒドロキシ基の優劣でOH(ヒドロキシ基)タイプとF(フッ素)タイプの二つに分けられます。

OHタイプのトパーズはインペリアルトパーズやピンクトパーズで高価なものになります。

Fタイプのトパーズは一般的なブルートパーズなどで高く評価はされていませんが、放射線照射の処理で色んな色のトパーズを楽しむ事ができます。

トパーズは11月の誕生石で、宝石言葉は「友愛、希望、幸福、潔白」などと言われています。インペリアルトパーズやピンクトパーズは高価になりますが、一般的なトパーズは比較的に安価で購入が出来る宝石ですので、身に付けて希望に満ちた幸福を感じてみてはいかがでしょうか?