お役立ち情報2019年03月24日

宝石事典 ~世界の美しい宝石を知ろう~ アレキサンドライト編

***アレキサンドライトについて***

アレキサンドライトは1830年ロシアのウラル山脈のエメラルドの鉱山で発見されました。
●鉱山の写真

 

●アレキの原石の写真

 

発見された日がロシアの皇帝アレキサンダーⅡ世の12歳の誕生日で希な存在の石にふさわしいと名づけられたのが「アレキサンドライト」です。
●アレキサンダーⅡ世の写真

 

鉱物学的には、キャッツアイと同じクリソべリルに属し、クリソべリルのなかでもアレキサンドライトだけが変色性を持ちます、原因は酸化クロムの及ぼす影響でグリーンとレットの中間色的な色のバランスを保持していて光線を吸収した時に着色効果が現れ、このときに光の種類によって変色するのです。
昼の太陽光線下ではエメラルドのようなグリーンの輝きをもち、夜の白熱電球下では暗赤色(紫赤色)に変化する変色効果がある不思議な石です。

●変色効果イメージ

 

 

アレキサンドライトについて勘違いされることが多い色についての認識です。
ルビーのような燃える赤色から、エメラルドのような美しい緑色へ完璧に変色すると想像される人が多いと思いますが実際には、そんな変色性を持ったアレキサンドライトは存在しないといって過言ではありません。
赤がきれいだと緑が薄い、緑が美しいと赤は弱いのが普通だと思うほうがいいです。変色性が多少しかない石は大粒だとしても評価は下がってしまいます、変色の度合いよって価値に大きな差がついてしまいますので購入される時は自分自身の眼で確かめることをおすすめします、確かめる方法は宝石屋さんが持っている「ペンライト」と「デイライト」をあてて見ると変色が確認できるでしょう。
グリーンからレッドに変化したことが確認できればアレキサンドライトいっていいと思います、もし変色がなければ、ただのクリソべリルになり価値は大幅に下がってしまいます。

* 硬度 → モース 8.5
* 透明度 → 透明
* 多色性 → 三色性(強)緑色、黄緑色、褐赤色(良質石は紫赤色)
* 産地 → ブラジル、スリランカ、タンザニア、ミャンマー、ロシア(ラウル)など

 

 

***産地による違いの紹介***
現在はブラジルとスリランカが主要産出国です。

ブラジルでは良質のアレキサンドライトが産出されていて、赤茶色から青緑色に変色変色すること、大きなものは少なく2カラット以下のものがほとんどです。

●ブラジル産のイメージ

 

 

スリランカでは10カラット以上のものが産出されることもありますが、品質面ではブラジル産より劣る場合が多いです。色相が薄い茶色から緑色に変化するのが特徴です。

●スリランカ産イメージ

 

この2か国から産出されている中間色のアレキサンドライトが近年タンダニアやインドなどでも産出されています。色の変化がきれいな「アレキサンドライトキャッツアイ」もごく少量でほとんどが3カラット以内のものですが産出されて注目を浴びています。キャッツアイという名称は鉱物名ではなく、色石をカボションカットにしたときに「シャトヤンシー」効果といわれる一条の光の帯が現れる石を指します。「アレキサンドライトキャッツアイ」はキャッツアイのなかでも特に珍しい石です。

●アレキサンドライとキャッツアイ

 

光の違いで二色に変化、昼と夜ではまったく異なる表情をだし、さらに「シャトヤンシー」効果が加わった線のでるのも数ある宝石のなかでも貴重な一品といえるでしょう。

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