お役立ち情報2019年04月10日

グランディディエライト 宝石事典~世界の美しい宝石を知ろう~

**** グランディディエライト -gurandidieraito-****

グランディディエライト?それ何?と思われた方も多いと思います。それもそのはずで、近年になってようやくジュエリー業界で出回ってきたからです。最初にグランディディエライトが発見されたのは1902年にマダガスタルで自然史を研究されていたフランス人によって発見され、そのフランス人の名前がアルフレッド・グランディアで名前にちなんでグランディディエライトとなったそうです。当初に発見されたグランディディエライトは透明度も低く宝石として通用するようなものは全く無かったそうです。

グランディディエライト原石

 

そして2000年になりスリランカで初めて1ct(0.2g)に未たないものの透明なグランディディエライトが発見され、その後2014年にようやくマダガスカル南部海岸のアンドラホマナで良質のグランディディエライトが発見されました。

グランディディエライト1グランディディエライト2

 

マダガスカル南部一帯の地質は18億年前~20億年前の古い地質で約6億年前~6.4億年前の氷成紀ごろに地殻変動で一帯に海底地盤が付加され、その後に隆起、断裂などの地殻変動を繰り返しアルカリ岩質マグマの貫入と噴火によりペグマタイト脈が形成され様々な宝石の希元素鉱物が成長したと考えられています。そのためマダガスカルは(ルビー、サファイア、クォーツ等)の産出地となっています。しかしながらグランディディエライトとなると2014年5月~2016年3月迄で産出された原石は僅かに800㎏で、その中で透明な部分は60gしかなく30個程のルースがカットされましたが、1ctを超える大きさのルースは10個未満だったそうです。現在でも宝石質の原石の産出量は少なく、良質で1ct以上のルースはごく稀で高く評価されて、グランディディエライトは世界のトップ10に入る希少石として2015年11月2日に世界有数の経済紙フォーブスで世界で3番目に高価な宝石と評価されたそうです。宝石の硬度を示すモース硬度は7.5で硬い部類になり加工にも十分な硬度を有していますので色んなカットのグランディディエライトを楽しむことができます。

グランディディエライト3グランディディエライト4グランディディエライト5

 

グランディディエライトは非常にインクルージョン(内包物)多い宝石ですので、基本的にインクルージョンの少ない方が高く評価されます。また小さいルースが殆どな為、1ct以上の上質なルースも高く評価されます。

色はティール(鴨の羽)に例えられるティールブルー(青みがかった緑)またはティールグリーン(緑がかつた青)が特徴で、色が濃いグランディディエライトが高く評価され、一般的には色の薄いものは評価が下がってしまいます。

グランディディエライト6

しかし薄い色のグランディディエライトでもインクルージョンが少なくテリと透明感のあるものは、ネオンカラーで鮮やかなブルーのパライバトルマリンや南国の透き通った美しい海のようなアクアマリンを彷彿させる綺麗なグランディディエライトは高く評価されます。

パライバトルマリンアクアマリングランディディエライト

・パライバトルマリン    ・アクアマリン    ・グランディディエライト

最後にグランディディエライトはまだ存在を知らない方が多く、市場でも比較的に安価で手に入れる事が出来ますが、グランディディエライトの魅力的な色合いや美しさで知名度が上がるのは必至で、近い将来は高騰すると思われます。
興味をお持ち頂いたお方様は是非今の内にお好きなカラーのものをゲットしてください。

ジュエリーの記事まとめ

https://www.gem-linejapan.com/jewelry