お役立ち情報2019年04月26日

ウブロ 時計探訪 ~有名ブランドの歴史を知ろう~ Vol.8

**** ウブロ – HUBLOT – ****
ウブロは1979年スイス・ヴォー州にあるニヨンでイタリアの時計・宝石メーカーのビンダグループ創業者一族のカルロ・クロッコにより創立されました。
ウブロの社名の由来はフランス語の舷窓(船体に付いている丸い小窓)が由来です。
創立翌年の1980年に金とステンレスのケースにラバーバンドを組み合わせ、舷窓をモチーフにした腕時計「クラシック」を発表しましたが当初スイスの時計業界からは異端扱いされていました。

・初代クラシック    ・クラシックフュージョン

初代クラシッククラシックフュージョン

 

 

しかしイタリアのファッション業界で受け入れられた事により、ヨーロッパ王族や著名人などから支持され次第に受け入れられるようになっていきますが、機械式時計より衝撃に強いとの理由から当初のモデルはクォーツ時計だった事と、ラバーバンドだった事により複数のバンドの中から自分の腕に合うサイズのバンドを選ぶ必要があるなどと、手間がかかるなどの理由で徐々に衰退していき経営難に陥ります。
しかし2004年にブランパン再建を手掛けたジャンクロード・ビバーがCIOに就任し、翌年の2005年にフュージョン(融合)をコンセプトに異なる素材を組み合わせた腕時計ビッグバンの発表を皮切りに返り咲きました。クォーツから機械式時計に変更したビッグバンは現在でもウブロの主力商品になっています。
さらには2010年に自社製のムーブメント(UNICO)ウニコを開発しました。

ムーブメント(UNICO)ウニコ1ムーブメント(UNICO)ウニコ2ムーブメント(UNICO)ウニコ3

 

 

ウブロはフュージョン(融合)がコンセプトになっているように、今まで様々な素材と融合してきました。その中でも主流になっている素材を紹介していきます。

 

※セラミック
セラミックは包丁などにも使用される程の硬度を持っておりキズがつきにくい素材です。セラミックの時計といえばシャネルJ12が有名で、一般的に黒と白をイメージされると思いますが、ウブロは原料となる白い炭化ホウ素に赤い色素を用いて交ぜ合わせ、独自の焼結方法でレッドセラミックの開発に成功しました。また同時にブルーセラミックの開発にも成功しています。

レッドセラミックモデルブルーセラミックモデル

 

 

 

※カーボンファイバー
カーボンファイバーはアクリル繊維やピッチ(コールタール・石油・木タールなどを蒸留した後に残る黒い物質)を高温で熱し酸化・炭化させて作られた繊維で非常に耐熱性がありロケットの噴射口に用いられる程、熱に強い素材で何より金属より軽く硬い特徴があり車のパーツ・ゴルフクラブのシャフトなど幅広く用いられています。

カーボンファイバーモデル1カーボンファイバーモデル2

 

 

 

※マジックゴールド
マジックゴールドは2011年にウグロが開発した18Kゴールド合金です。
以前から18Kゴールドを用いた時計は沢山ありましたが、素材が柔らかくキズがつきやすいという難点がありました。素材の硬さを示す硬度で18Kゴールドは約400で、一般的に時計に使用されているステンレススチールで約600ですので如何に18Kゴールドが柔らかい素材だという事がお分かりいただけると思います。しかしウブロが開発したマジックゴールドの硬度は約1000もあり硬くキズがつきにくい合金です。18Kゴールドは金含有率が
1000/750 ですので、そこにセラミックなどを含ませることで硬い18Kマジックゴールドを開発することに成功しました。またこのマジックゴールドは特許を取得し、スイス貴金属管理局からも18Kゴールドとして認証されています。

マジックゴールド モデル1マジックゴールド モデル2

 

 

 

※キングゴールド
キングゴールドもマジックゴールドと同様にウブロが独自で開発された18Kゴールドで、赤みを強くする為に銅の配合量を増やし、そこにプラチナを含有さてたのがレッドゴールドで、このレッドゴールドはプラチナを含有させて事で酸化を防ぎ、永年使用しても変色が起こりにくいように工夫した18Kゴールドがキングゴールドです。

キングゴールドモデル1キングゴールドモデル2

 

 

 

他にもタンタル・タングステン・テキスリウム・チタニウム・パラジウム・アルミニウム等の素材を融合させたものもあります。
またウブロは腕時計のバンドも合金からラバー&アリゲータ・ラバー&カーフ・ラバー&デニムなど数多くの素材とフュージョン(融合)しています。

ラバー&アリゲーターモデルラバー&カーフモデルラバー&デニムモデル

 

 

 

■最後にウブロはクラシック・ビッグバン・キングパワーといったモデルがあり様々な融合とデザインで見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。
機会がありましたら是非実物に触れてウブロの魅力を感じてください。

 

時計記事まとめ
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